僕にも師と呼べるような自分物がいまして、これまでの人生で唯一尊敬している人で、神戸で働いていた頃の上司にあたります。彼は山本五十六の有名な言葉通り僕に接してくださいました。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

そのうえ僕の嫌味ったらしい愚痴を聞いてくださって、そこにアドバイスを頂いたりもしました。もしかしたら打算的なところもあったのかもしれませんが、しかし僕が社会に出てから少しでも成長できたのは彼に依るところが大きいようにも思います。こんな人物に出会えたことに感謝しなくてはいけませんね。

皆さんも師と呼んで、そして尊敬できる人物があるでしょうか。なかなか出会えるものではないように思いますので、もしかしたら一生出会えない方もいらっしゃるかもしれません。しかしまぁこればかりは運次第ってところがあるでしょうから、どうすればいいとかなんとかそういうことは言えないのでしょうね。まぁ僕にしたって彼に出会うより宝くじで 6 億円とか当選したほうが幸せになれたのかもしれませんし……。

んまぁ、でも自分がそんな人物になれるよう何かしらの努力をするのはわるいことではないのでしょうね。実際のところ「尊敬される人物」を目指すのではなく自分の内面をよく見て厳しく律するような心がけが必要なのかもしれませんが。んー、そう考えると僕には難しいのかもしれませんねぇ……。